その他のその他設備のお手入れ
快適な住まいの環境に欠かせない断熱性・気密性は、一方で換気不足をもたらし、空気の汚れ、過湿、カビやダニの発生原因ともなります。また、窓開けによる自然換気では、外からのホコリの侵入や冷暖房効果の低下を招きます。24時間換気システムは、ホール、トイレ、キッチンなどに設置した換気扇が汚れた空気やニオイを排出すると共に、給気口から新鮮な外気を取り入れ、常に快適でクリーンな状態を保ちます。
排気用換気扇
常時換気専用の微弱風量設計で、寒さを感じさせずに換気し、
湿気やニオイを排出します。
給気口は下のような操作で開閉できます。
「閉」にした状態でも適正な換気量(0.5回/h)は確保されています。
給気口のキャップ中央を指で押します。 | |
キャップが押し出され、「開」の状態になります。 | |
もう一度押すと「閉」に戻ります。 |
給気口のフィルターが汚れてくると、屋外からの空気が取り入れにくくなり、換気が不充分になります。2〜3ヵ月に1度を目安に、次のような手順でフィルターを取り外して清掃してください。フィルターが破損したり、汚れが落ちなくなった場合は、新しいフィルターとの交換が必要です。交換フィルターは、セキスイファミエスで販売しています。
安定した踏み台などに乗り、キャップを手で つかみ、左に回して外します。 |
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フィルター押えのU字部分に指をかけ、軽く中央に 押しながら手前に引きます。 |
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フィルターを取り出します。 | |
フィルターを水につけ、軽くもみ洗いして汚れを 落とし、陰干しで乾燥させます。 |
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本体とキャップは、柔らかい布などで汚れを拭き取ります。汚れがひどいときは中性洗剤を使用してください(シンナー、ベンジン、酸性・アルカリ性洗剤などは厳禁) | |
(3)(2)の逆手順でフィルターとフィルター押さえを取り付けます。次にキャップの穴をシャフトのピンに合わせながら本体にはめ、キャップを軽く押しながら右に回して取り付けます。 |
給気口は壁の高い位置に設置されていますので、フィルターを取り外したり取り付けるときは、
必ず安定した踏み台などに乗って行ってください。
石油ファンヒーターなど、室内に排気するタイプの暖房器は、
酸欠の恐れがあるので使用しないでください。
フィルターを水洗いするときは、強くもんだり、こすったりしないでください。
フィルターが破れる恐れがあります。
フィルターを取り外した状態で使用しないでください。
風雨のとき、雨水が屋内に入ってくる恐れがあります。