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「障子に穴があいてしまった」「棧を折ってしまった」「建てつけが悪くガタガタする」…
そんな不具合も、案外簡単に直せる場合があります。補修方法を覚えておきましょう。
週に1度、ハタキで障子のホコリを上から順に払っておきましょう。ポリバタキをくるくるっと降って静電気を起こして使うと、なでるだけでホコリが吸着できて効果的です。
棧にたまったホコリが取りきれないときは、やわらかいブラシで払うか、乾いたやわらかい布でからぶきしてください。
引き手のまわりは、手アカなどで汚れやすいところです。黒ずんできたら、白木用のクリーナーまたは住まいの洗剤を水で薄めたものを雑巾につけて汚れをふき取り、その後に固く絞った雑巾でふいておきます。
雪見障子のガラスが汚れたときは、ガラスクリーナーをやわらかい布につけてふきます。ガラスクリーナーをガラスに直接スプレーすると、棧や障子紙にクリーナーが飛び散り、シミをつくることがあります。必ず布のほうにスプレーしてふきましょう。
障子の小さい穴や破れには、花の形などをした粘着剤つきの
和紙補修用シールが便利です。
花や葉、星などの形のシールを上手に デザイン貼りする |
折れた棧をそのままにしておくと、ひずみの原因になります。
気づいたらなるべく早く処置しておきましょう。
折れてすぐなら切断面がぴったり合うので くっつけやすい |
障子の滑りが悪いときは、市販の戸滑りシールが便利です。
シールは最低両端2ヵ所、大きい障子の場合は 3ヵ所貼る |
障子がガタガタしたりピッタリ閉まらないときは、敷居滑りテープで
直します。
敷居滑りテープは、様子を見ながら1枚ずつ 貼っていく |
障子の枠や棧は白木です。
塗装されていないため、化学雑巾やぬれ雑巾でふくとシミをつくることがあります。
ふだんはできるだけからぶきしてください。
建てつけ調整などでガラス入りの重い障子をはずす場合は
安全のためにもできるだけ二人で作業するようにしましょう。