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カビの胞子は、空気中のいたるところに漂っていて、温度、湿度、栄養分(汚れなど)の3つの条件がそろうと、そこに根をおとし成長を始めます。
カビは、一度生えるとその部分の組織を変質させて、また生えやすくなります。なんといっても予防が大切です。
カビを防ぐには、室内の湿気と汚れをできるかぎり取り除いておくこと。場所ごとにその注意点を挙げておきましょう。
タンス、ベッドなどの家具は壁から4〜5センチ離して置きます。すき間に、防虫防湿シートを使用するのも効果的です。
冬場や梅雨どき、窓に水滴がついたら(結露)、こまめにふき取っておきましょう。
押し入れやクローゼットなど収納の中にはぎっしりモノを詰め込まず、周囲にすき間をつくること。押し入れにはすのこをしいてから布団をいれるようにします。
下駄箱には、雨に濡れた靴はもちろん、脱いだくつもすぐにしまわず、湿気をとり除いてから収納します。
天気の良い日には収納部分の扉を開け放し、1〜2時間風を通します。防虫防湿シートや市販の除湿剤を置くのも効果的です。
日頃からこまめにお手入れして、カビを生やさないことがまず第一。もしカビが生えてしまったら、素材の奥深くまで入り込まないうちに早めに落としましょう。
カビには塩素系のカビ取り剤が効果的ですが、刺激が強いため、デリケートな素材や、水で洗い流せないところには不向きです。その場合は、刺激の少ないソフトなカビ取り剤を使います。場所や素材に合った洗剤と、正しい落とし方を覚えておきましょう。
壁クロス、畳、サッシのゴム、収納内部などには刺激の少ないソフトな
カビ取り剤を使います。
布のほうにスプレーし、ポンポンと たたくようにして落とす |
イオンと酵素の力でカビを落とすアルカリ洗浄水は、さらに刺激が少なく
安心です。
アルカリ洗浄水をスプレーし、乾かないうちに ふき取る |
塩素系のカビ取り剤を使ったら十分に水洗いしてください。
ここで紹介した以外に、浴室や外壁などもカビの生えやすい場所です。通常のカビ取り剤ではどうしても落ちない場合には、セキスイファミエスでは次のような方法をおすすめしています。
カビの素材が内部にまで浸透して落ちなくなったときは、材質や
傷み具合によって、次のような方法でリフォームします。
古いコーキング剤は取り除き、新しいものに交換します。
カビがクロスの裏側に繁殖している可能性があります。その場合はクロスを
貼り替えます。
カビや汚れが落ちないけれど塗り替えるにはまだ早い、そんなときは外壁全体を機械で高圧洗浄します。入居後8年を経過していれば、塗り替えをおすすめします。