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その他の室内ドアのお手入れ
室内ドアは目に見えなくとも手アカなどで汚れています。
ドアの素材によって汚れの落とし方が違いますから覚えておきましょう。
とくに木製ドアはデリケートですから注意が必要です。
室内ドアには、木製と塩ビシート化粧合板製があります。ガラス入りドアやデラックスタイプのドアは木製、それ以外は塩ビシート化粧合板製ですが、ふだんのお手入れはどちらもからぶきです。
週に1度、やわらかい布でふいておきます。同時にドアガラスや取っ手部分もふいておきましょう。
木製ドアも塩ビシート化粧合板ドアも3ヵ月に1度くらい定期的にワックスを塗っておくと、ドアの表面が保護されて汚れがつきにくくなります。どちらもワックスは木製ドア用または木製家具用を使います。
作業の手順は、まず表面のホコリを乾いた布でふき取ってから、ワックスをやわらかい布につけて薄く塗り広げます。5分ほどしてワックスが乾いたら、別のきれいな布で塗布面を磨きます。
金属製のドアノブは、定期的に真ちゅう研磨剤で磨いておくと美しさを保てます。
木製ドアに手アカなどがこびりついたら、汚れ取り効果もある
木製ドア・家具用のワックスでふき取ります。
乾いたやわらかい布に少量のワックスを取り、 汚れの部分をこする |
塩ビシート化粧合板製ドアは水ぶきできるので、中性洗剤で汚れを
落とします。
食器洗い用中性洗剤を水で薄め、柔らかい布に つけて汚れを落とす |
市販のガラスクリーナーをやわらかい布にスプレーし、その布で汚れをこすり落とします(クリーナーをガラスに直接スプレーすると、周囲の木部に飛び散りシミをつくる恐れがある)。
もう一つの方法はメガネのレンズや自動車のフロントガラス専用のふき取りクロスを利用する方法です。何もつけずにそのままふくだけで、ゴミやホコリはもちろん、手アカやタバコのヤニまでふき取れます。
ガラスクリーナーは必ず布のほうにスプレーして 使うようにする |
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ふき取り専用クロスは、ガラスをキュッキュッと こするだけできれいになる |
汚れがひどい場合でも、金属タワシなどの固いものでこすらないでください。
ドアの表面にキズがつきます。
シンナーやベンジンを使うと、塗膜が白くにごったり、
ツヤがなくなったりするので、使用しないでください。
木製ドアは湿気を嫌いますから、水ぶきはしないでください。
水分が入ると、木の膨張や変形などにより、反りやひび割れが生じます。