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その他の秋のお手入れ
間もなく台風シーズン。いざというとき「雨戸が閉まらない!」とあわてることがないよう、
レールや戸車を掃除し、建て付けの不具合などがあれば、早めに直しておきましょう。
レールに砂やホコリがたまっていると、雨戸の滑りが悪くなります。サッシブラシでかき出すか掃除機で吸い取り、こびり付いた汚れはぬれ雑巾で拭き取ります。最後に、上下のレール、戸袋の入り口や奥など(上図)、雨戸が接触する部分に潤滑剤を吹き付けておきましょう。
レールを掃除してもなお雨戸がスムーズに動かない場合は、戸車にゴミやホコリがからんでいる可能性があります。まず、上図の要領で戸袋の上下2ヶ所に付いている戸袋ガイドを外した後、雨戸を1枚ずつ横にスライドさせて取り出してください。
次に、外した雨戸を横にして立てかけ、戸車にからんだゴミやホコリをつま楊枝などで取り除きます。犬や猫の毛も戸車にからみやすいのでご注意を。その後、戸車の心棒に潤滑剤を吹き付けておくと、回転がスムーズになり、開閉もラクになります。
雨戸が傾いていると、開閉の際にガタガタ音がしたり、ピッタリ閉まらないことがあります。そんなときは、戸車の上にあるネジを回して、雨戸がレールと平行になるよう調整します。ネジを右に回すと雨戸が持ち上がり、左に回すと雨戸が下がります。
雨戸の落とし錠は、ロック棒と鍵穴がずれているとかかりにくくなります。その場合は、落とし錠の両サイドにあるネジをゆるめて正しい位置にセットし直します。その後、ロック棒に潤滑剤を吹き付けておくと、上げ下げがスムーズになります。
年月が経って戸車が摩耗すると雨戸はスムーズに動かなくなるので、早めに交換を。はめ込み式なので、両サイドを金槌で軽くたたけば外れます。戸車にツメがあるものは、ツメを押しながら取り出します。落とし錠や戸袋ガイド・エンドも交換品をご用意しています。
シャッターは、左右のガイドレール(溝)の中を下りてくるため、ガイドレールの一番下にホコリなどがたまっていると、ピッタリ閉まらなかったり、鍵がかかりにくくなることがあります。ブラシやつま楊枝などでかき出し、キレイに掃除しておきましょう。
ガイドレールの上から下まで、手が届く範囲に潤滑剤を吹き付け、その後、シャッターを何度か上げ下げして潤滑剤をなじませます。また、スラット(羽根)の一番下に付いているロック部にも潤滑剤を吹き付けておくと、施錠、開錠がスムーズになります。
スラットに付いた泥はねなどは、ぬらしたやわらかい布で拭き取ります。こびり付いて取れない場合は、中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを付けてこすり、さらに水拭きします。ホースで水をかける場合は、シャッターボックス内に水が入らないようにご注意を。
年1〜2回水洗いとワックスがけ。
年1〜2回可動部に潤滑剤を差す。6〜10年で取り替え。
2階の雨戸などで部品交換がむずかしい場合は、セキスイが承ります。
また、古くなった雨戸や手動シャッターから開閉がラクな電動シャッターへの交換などもお気軽にご相談ください。
雨戸はスチール製なので、汚れたままにしておくと、 |