キッチン換気扇の掃除
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その他の冬のお手入れ
レンジまわりをキレイにしたら、キッチン換気扇も分解掃除しておきましょう。
油汚れが付いたままだと換気効率が悪くなるばかりか、モーターにも負担がかかります。
キッチンの換気扇にはいくつかのタイプがありますが、現在はこの深型が主流です。次の手順で部品を外してください。まず電源を切り、上図のようにフィルターの取っ手を持って押し上げてから、手前に引きます(ビス留めタイプは、ビスをゆるめて外します)。
次に、蝶ネジ(またはビス)を外し、輪形をした「ベルマウス」を外します。このとき、外したネジをなくさないよう気を付けてください。なくしてしまうと、取り付けの際に困ります。
羽根を固定している中央の「スピンナー」を「ユルム」の方向に回して外し、回り留めワッシャーも外してから「羽根」を取り出します。羽根は意外に重いので、足の上などに落とさないようご注意ください。
浅型は、深型と違い羽根が水平に付いているタイプで、キッチンの設置場所によっては、この浅型が取り付けられています。まず電源を切り、「油受け」を留めている3本のネジを外し、「油受け」を90度に開いた状態で蝶番から外します。
次に、片手で羽根を支えながら「スピンナー」を「ユルム」の方向に回し、「羽根」を外します。なお、'00年以降設置の浅型レンジフードファンは、内部を掃除する必要はありませんので分解しないでください。お手元の「お手入れ読本」でも、ご確認いただけます。
オーソドックスなタイプの換気扇で、仕組みはとてもシンプル。まずファンの電源を切り、油だまりが付いていたら先に外します。次に中央の「スピンナー」を「ユルム」の方向に回して外し、羽根を手前に引き抜きます。パネル下部のネジをゆるめ、パネルも外します。
洗い桶、またはシンクに40〜50℃のお湯をため、中性洗剤を入れてよくかき混ぜてから、外した部品を沈めます(ポリ袋を敷いておくと後始末がラク)。30分以上つけ置きし、汚れがゆるんだらスポンジや歯ブラシでこすり落とし、最後に水でキレイに洗い流します。
軽いベタベタは洗剤液を付けて拭けば落ちますが、頑固な汚れは洗剤液をキッチンペーパーに含ませて湿布します。30分ほどおき、お湯で絞った布で拭き取るとキレイに。なお、モーターに洗剤がつかないようラップで保護を。
レンジフードフィルターはもっとも油汚れが付きやすいところですが、上のように不織布の油とりカバーを併用すれば、油が内部に入り込むのを、かなり防げます。また、フィルターが目詰まりし、洗ってもキレイにならない場合は、新しいものに交換しましょう。
月1回、少なくとも年に1回は部品を外して掃除。8〜10年で取り替え。
換気扇がどうしても外れない、作動時に異音がする…といったお困りごとや、
古くなった換気扇を交換されたい場合などは、お気軽にセキスイまでご相談ください。
換気扇の掃除が終わったら、最後に羽根など汚れが付きやすい部分に |