愛着のある家具が再び活躍

塾の教室として使用していた2F和室が、クローゼット付きの広々としたベッドルームに。別々の場所にあった3棹の婚礼だんすを、今回造作したクローゼットに集約したことで、探し物や着替えの際に移動の手間がなくなりました。

お母様と選ばれた思い出の婚礼だんすを活用され、「愛着のある家具が使いやすくなりました」と微笑まれるK様です。

造作したクローゼットの引き戸は、開け閉めがラクなスライド式の4枚扉。半透明の扉を組み合わせることで圧迫感を緩和し、ヌケ感をもたらしました。

着たい服がすぐに見つかる
クローゼット

たんすは汚れやキズが目立っていた扉を外し、中身がひと目でわかるように。一部をスライド棚に変えたり、たんすとたんすの隙間を利用して棚やハンガーバーを取り付けるなどの、より使いやすくなる工夫も施しました。

また、湿気が苦手な着物に配慮し、その部分はあえて扉を付けたままにしています。

使わないものや季節ものは上方に、よく使うバッグや衣類は中段に・・と収納の定位置が決まり、 「どこに何があるのか一目瞭然で、探したいものがすぐ見つかります」と喜ばれています。

ホテルのような
くつろげるベッドルームに

「一日の終わりに寝ながらテレビを観るのが望みだったんです」とK様。壁掛けのテレビをベッドの向かい側に設置し、部屋もすっきりした印象に。また、リフォーム後に購入されたベッドはクローゼットの扉と同じ色で統一感が生まれます。

寝室は視線の気にならない立地のため、厚手のカーテンではなくレースを採用。K様のお好きなバーガンディ色がアクセントになりました。

光の差し込む開放的なホール

背の高いたんすが点在し、暗かった2階のホールは、ドアやフローリングをホワイトへ一新。どの部屋もすべて同じ床材を敷いたことで、ひと続きになり広がりを感じられます。さらに、各入口のドアをガラス入りにし、バルコニーへつながる窓をサイズUP。見違えるほど明るく様変わりしました。

「1階から上がってくると、パーッと視界が開けて向こうが見えるのが気持ちいいですね。」と話してくださいました。