case127
自然石を効かせて、植栽を際立たせる
眺めと成長を
愉しむ愛着の庭
神奈川県/パルフェ
Before
リフォームのきっかけ
広い庭は以前から雑草の手入れが大変で、なんとかしたいと思っていたM様。
介護が落ち着き時間的な余裕ができたのを機に、庭と外構にいよいよ本格的に手を入れようと決意。
ご要望・お困りごと
- 既存の植栽もできるだけ活かしたい。
- 庭の手入れの負担は、減らしたい。
After
既存の植栽と自然石を活かした、眺めのいい庭へ
担当から
敷石には、あえて不規則な形の自然石を選んで、柔らかさを演出しました。特に大谷石などは、雨に濡れると色合いが変わったり、時間と共に風合いが変化したり、そのような楽しみも添えています。
東京セキスイファミエス(株)
リフォーム後の暮らし
石英石の形や色のニュアンスの違いをつけ、
味わい深い印象に
植栽の“緑”が際立つよう
庭全体は“白く”舗装
もともと砂利で覆われていた庭の大部分は、白いコンクリートで舗装しました。植栽の美しさや存在感が際立つようにカラーは白に。雑草などのお手入れの負担の軽減にもつながっています。
コンクリートと植栽の間には、石英石をつかったアプローチを設けることで、自然石ならではの多彩な形の面白さや、微妙に異なる色合いが味わい深さを増しています。
昼間と夜で表情の変化が楽しい“小粋な小道”。
帰宅後、いつも通る小道は
心の躍るデザインに
M様は帰宅されると、駐車場に車を止めて、ポストを覗いてから家に入るのが日課です。この毎日通る駐車場からポストへの最短動線を、今回あらためて小道として造形しました。
小道に沿うように脇に植えた植栽の枝振りは、「まるでトンネルのよう」とM様。この“小粋な小道”は大のお気に入りです。
「夜に小道に設置したライトが灯る様子を、2階から見るのが好きですね」と、室内からの眺めも楽しんでおられます。
竹林に隠れていた石は、「丸みを帯びた形が面白い」と
新しい庭に採用。
既存の植栽をつかって
遊び心のある造りに
過去にも少しずつ庭に手をいれてきたM様。4年前、庭を囲むように生えていた竹林を撤去した時には、嬉しい発見がありました。
ザクロやヒメシャラ、そして美しい自然石などが多数見つかったのです。今回はこれらの既存の植栽をまとめ、円形に囲むように自然石を敷き詰めてデザインしました。
「庭は完成がないので、ずっと楽しめます」と、M様。これまでもファミエスのエクステリア担当者に、長期的な視点で庭造りについて折々に相談してきました。
今回の大幅なリフォームでは、お手入れはラクになり、新しく植えた植栽の成長を眺める楽しみも加わりました。
まだまだあります!
リフォームの「いいね!」
-
コンクリート部分には格子の地模様をいれ、植栽部分との境界線は曲線に区切りました。直線と曲線のバランスが、庭にデザイン的な動きを感じさせます。
-
境界部分の石は、実際に屋外にサンプルを置き、色を吟味し決定。細部までこだわりの感じられる空間となっています。
リフォームスケジュール
リフォーム内容
改修内容 |
庭、外構
|
---|---|
施工会社 |
東京セキスイファミエス(株)
|
住まいデータ
ご家族 |
M様
|
---|---|
建物タイプ |
パルフェ
|
築年数 |
築12年
|
家族構成 |
ご主人(60代)
|
※地域の条件・住宅のタイプ・建物の仕様によっては、同じように対応できないケースもあります。