case141
それぞれの空間を繋げ、
家族の距離を近づけた二世帯住宅
居場所をつなげて安心感をプラス
神奈川県/M3パルフェ
Before
リフォームのきっかけ
ご両親が建てた家に、ご夫婦で暮らしていたF様。ご両親は北海道で暮らしておられましたが、
ご高齢になり、2年前からF様ご夫婦と二世帯同居をすることに。
「現役のうちに将来も見越したリフォームを」と、一気にリフォームが具体化しました。
ご要望・お困りごと
- 生活動線がスムーズで、F様ご夫婦もご両親も快適だと思える家にしたい
- ご両親のお部屋とリビングをつなぎ、お互いが安心だと思えるようにしたい
- 和室をフローリングにして、段差を解消したい
After
2つの家族が寄り添える家
担当から
きっかけは、床修繕のご相談でしたが、実はリフォームを検討されていることをお伺いしました。初めにご要望をすべてお話しいただき、実現できるプランを提案しました。その後、将来を見越して必要なリフォームは何か、優先順位をお客様と一緒に考え今回のプランにたどり着きました。
東京セキスイファミエス(株)
リフォーム後の暮らし
ご両親のお部屋からは
いつもリビングが見えるようになり安心空間に
「行ってきます」が伝わる
将来すぐに寄り添える距離に
生活に大きな変化をもたらしたのは、ご両親の居室との間に設けた扉です。以前は、親世帯と子世帯は玄関ホールでしかつながっておらず、繋がりを感じる事がありませんでした。今は扉を開け放しておけば、家族の気配を感じられるのでご高齢のご両親も安心だそう。
「両親の様子がリビングから見えるのは私たちも安心。将来、介護が必要になっても様子がわかればタイミングよくサポートもしやすい。それに両親が外出する際『行ってきます』という声もよく聞こえるので、顔を見て声をかけられるようになりました」とF様ご夫婦。扉を設けたメリットはもうひとつありました。風がよく通るようになり夏は以前より涼しくなったそうです。
リビングから奥の玄関も
見通せるように
廊下をキッチンに取り込み、
家族で食事の支度もできる広さに
そして大きな変化はもう1つあります。廊下を取り払い広げたリビングダイニングです。
廊下を取り払ったことで、パントリーとして活用していた階段下収納までの動線がスムーズになり使い勝手が向上。ご両親と3人でキッチンに立てる余裕もでき、皆で楽しみながら朝食の準備をする機会が増えました。
開閉もラクにできる
上吊りの扉
ご両親のお部屋は
広さと暖かさを両立
ご両親のお部屋は、ワンルームに改装し、部屋の中央には必要に応じて開閉しやすい扉を設置しました。
普段は光を取り入れ明るく開放的なリビングとして使い、暑さ寒さが気になる時は、扉を閉め快適な温度を保つようにしています。
リフォームでご両親との物理的な距離が縮まって、ご家族皆さんが安心と快適さを気に入っておられます。
まだまだあります!
リフォームの「いいね!」
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南東の大窓から日が降り注ぐご両親のお部屋。「日当たりもよく暮らしやすくて、ここにいると安心します」とお母様。
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階段前の扉(左)とご両親の部屋の扉(右)はどちらも上吊りタイプ。床にレールが必要なく、ホコリが溜まりにくいなど、お掃除のメリットも。
リフォームスケジュール
リフォーム内容
改修内容 |
リビング、ダイニング、和室、洋室、廊下
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施工会社 |
東京セキスイファミエス(株)
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住まいデータ
ご家族 |
F様
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建物タイプ |
M3パルフェ
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築年数 |
築39年
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家族構成 |
お父様(70代)、お母様(70代)、夫(50代)、妻(40代)
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※地域の条件・住宅のタイプ・建物の仕様によっては、同じように対応できないケースもあります。