case132
部屋の中に生まれた、3つの居場所
4兄妹のアイデアで
「秘密基地」が完成!
奈良県/ツーユー
Before
リフォームのきっかけ
M様宅には子ども部屋が2室。一方は3人兄弟、もう一方は末の娘さん用。
「個室が欲しい」と息子さんたちから要望が出た際、ご長男が「もうすぐ独立するから弟たちの好きなように」と譲られ、ご次男とご三男を主体にリフォームをすることに。
ご要望・お困りごと
- 3人兄弟と娘さんのそれぞれに居場所を作りたい
- それぞれの収納スペースも作りたい
After
2段ベッドに発想を得た、各々の空間が誕生
担当から
「子ども部屋なので子どもたちを中心に」というご両親のお考えに合せて、息子さんたちひとりひとりの想いを尊重しながら、秘密基地のような他にはない空間を実現しました。
セキスイファミエス近畿(株)
リフォーム後の暮らし
部屋の中にできた“部屋”
発想は2段ベッドから、
できたのは心躍る空間
始まりは自分たちの空間が欲しくなった、息子さんたちの「2段ベッドのようにしたい」というアイデアでした。
ご両親はお子様の意思を尊重し、リフォームの打合せは息子さんたちが中心。その柔軟な発想から独特な半個室空間が誕生しました。
内部は、座って過ごせる高さを確保したので、「中はけっこう広い!」と息子さんが断言されるほど。上下で過ごしていても音が気にならないほどしっかりとしたつくりも魅力です。
そして窓際の広い空間は、ご長男の居場所。夜はここに布団を敷きます。前、3人1部屋で過ごしていた頃は、お互いに就寝時間を合せたり、自分だけ早起きする時は寝ているご兄弟を起こさないよう配慮も必要でした。今はカーテンを閉めると光が漏れることもないので、そうした気兼ねもなくなり、自由度が増したそうです。
上段がご次男、下段がご三男の空間
空間内の内装は、自分たち
それぞれにお気に入りを
空間内には、趣味のものを飾る照明付きの飾り棚や、コンセントを設置することで、便利さも兼ね備えています。内装は、ご次男とご三男それぞれにお気に入りの色で自由にコーディネートしました。
ご次男が使う上段は、派手にならず圧迫感のないブルーがテーマ。棚にはお気に入りのアイテムを飾り、楽しんでいます。下段はご三男の空間。受験勉強中は光が漏れないようにカーテンを閉め、飾り棚をデスクがわりに、夜遅くまで勉強に集中したそうです。
秘密基地のような感覚もあり、お父様も思わず「うらやましい」とおっしゃるような素敵な空間になっています。
引き戸1枚分が、1人分の収納
3人で考えた収納分割法で
大容量のスペースを活用
部屋を少し広げて、新たに作った大型収納の扉は、3枚の引き戸タイプを選びました。ちょうど扉1枚分が、1人分の収納スペースです。自分たちで、ぴったり収まる収納ボックスも見つけてきたそうです。
収納も空間も、息子さんたちが自主的にアイデアを出し合うことで完成した3人兄弟の部屋。「以前より部屋で過ごす時間が増えた」と嬉しそうに話してくださいました。
まだまだあります!
リフォームの「いいね!」
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ご長女の部屋の可愛らしい壁紙は、ご本人が選んだもの。もとの部屋よりコンパクトですが、自分らしい空間に。
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玩具や絵本を仕舞う本棚は、息子さんたちの部屋の収納と背中合わせに。奥行の半分づつを分け合って造作。
リフォームスケジュール
リフォーム内容
改修内容 |
洋室
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施工会社 |
セキスイファミエス近畿(株)
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住まいデータ
ご家族 |
M様
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建物タイプ |
ツーユー
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築年数 |
築19年
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家族構成 |
ご主人(40代)、奥様(40代)、
ご長男、ご次男、ご三男、ご長女 |
※地域の条件・住宅のタイプ・建物の仕様によっては、同じように対応できないケースもあります。